ハガキを出す場合に利用しなければならないものに、切手があります。切手には、人物画や風景が、キャラクターなどの様々な模様が描かれているため、ハガキに貼り付けた際にデコレーションとしても機能することになります。
切手は大きさなどにも種類があり、ハガキや封筒などの重さなどによっては複数枚を利用することも必要になっています。このような場合、複数のキャラクターを貼り付けてデコレーションに利用することもできますし、風景などを並べて利用することもできます。小さな展覧会のような様子にもできるため、デコレーションとしての効果は非常に高いものとなります。場合によっては、地域ごとに販売されているテーマ別の切手を利用して、旅行先からのハガキをより分かりやすいようにデコレーションすることも可能となっています。
このような切手には、デコレーションとしての価値以外に、コレクションとしての価値も存在しています。地域ごとに販売されているもののほかに、時代ごとに限定的に発行される記念切手などもあります。そのため、額面以上に高価なものも存在しています。このような切手は、コレクションとしての価値が高いため、市場で高価格の取引される場合もあります。このような切手は、使用済みであっても高価格で取引されることになるため、買い取りサービスなども盛んに行われています。
このようなことから、通常のハガキをデコレーションする場合にも、地域ごとに販売されるものや限定販売の記念のものを利用してデコレーションを行う方が、人気が高くなっています。後々に高価になるという以外にも、そのような切手は元々がデザイン性の優れたものとなっている場合が多いため、デコレーションとしての利用価値は非常に高いといえます。
現在では、パソコンでハガキのレイアウトやデザインを自分で作成して印刷することができるようになっています。そのため、非常にデザイン性が高いハガキが多く利用されることになってきています。このようなデザインは、インクジェットプリンタによりカラー印刷すら可能なため、個人であっても優れたハガキを作り出すことができます。
しかし、切手によるハガキのデコレーションは、パソコンなどによってはなしえないものとなっています。そのため、このような方法を利用してデコレーションを行い、受け取る相手に対して、自分の感情や旅先の旅情などを表現することは非常に重要な側面を持っています。